国際結婚

オーストラリアパートナービザ【体験談】費用、必要書類など完全解説!裏技も!

海外滞在中にパートナーを見つけ、国際結婚へ向けて2人で一緒に走りだそうというときに必ず直面する問題…それがVisa。

ビザ問題は、国際結婚をする上で避けて通れない非常に大きな障害の一つです。

実際、パートナーからの十分な支援を受けられずビザ申請前に破局してしまうカップルも沢山います。

これらをすべて解決するには、

出来るだけ早いうちからパートナーと話し合い、お互いにビザへの理解を深めておくことが必要不可欠です。

そうすることで、ビザ申請への一歩を踏み出したときによりスムーズに物事を運ぶことが出来ます。

 

ビザは、手間と時間との闘い

申請までこぎつくというだけで、大変な道のりです。

今回は、全て私の体験談に基づいてお話いたします。この記事が愛するパートナーと一緒にいたいと願う皆さんの力になれればうれしいです。

私がパートナービザにかかわったのは2018年から2019年にかけてですが、その後オーストラリア移民法の変更で、パートナービザに関する大幅な変更が入りました。

変更後では、

  1. 『ビザ承認までの期間』
  2. 『パートナーシップ』
  3. 申請料

など、私が実際に行ったときのビザ申請手続きと異なる部分が数多くあります。これからパートナービザを申請しようと思っている方は、必ずオーストラリア政府サイトで詳細の確認をお願い致します。

 

【2019年12月追記】先日無事にビザ承認されました!

【2021年8月追記】ついに永住権も降りました!ああ!

Partner visa(パートナービザ)とは

私が申請したビザ、パートナービザについてご説明します。Partner visa(パートナービザ)とは

  • オーストラリア人
  • オーストラリア永住権保持者
  • ニュージーランド人

のうちの誰かをパートナーに持ち、結婚・婚約・または事実婚をしている方が申請できるビザのことです。

申請者のパートナーがSponsor(スポンサー)となり、私たちのような外国人に、オーストラリアへの長期滞在を許可してくれるものです。

私の場合

私の場合は、1年のワーホリでオーストラリアに来て、そこでパートナーを見つけました。彼はギリシャ人ですが、オーストラリア国籍保持者でもあります。

しかし、彼と一緒に暮らしたいからと言ってワーホリビザ保持者の私がいきなり永住ビザを申請することは出来ません。

そこで、彼にスポンサーになってもらい、滞在期間を延ばすためのビザを申請しました。

これがパートナービザ、というわけです。

 

パートナービザを申請できる立場のは、以下に当てはまる方々です。

  • Spouse:結婚している方
  • Fiancé:結婚する予定、婚約済みの方
  • De Facto Partner:同性カップルを含め、事実婚をしている方

上記2つは、パートナーとの関係性が分かりやすいですね。結婚してるか、婚約しているか、という明確な決まりがあります。

しかし3つ目『デファクトパートナー』が意味するものは、事実婚をしているかどうか。少々、あいまいで分かりづらいですよね。

何を基準に「事実婚」と呼ぶかは、オーストラリア政府のホームページに載っていますので、

後ほどそちらも説明していきます。

ただ付き合っている、とは別の関係になりますので、注意してください

 

パートナービザから自分に合ったビザ選び

パートナービザを申請するには、

「結婚している」、「婚約している」、「事実婚をしている」の3種類の立場の中から

ご自身にあったビザタイプを選んでいくことは、今ご説明しました。

 

今度は、これに加え、

  • オーストラリア国内から申請するのか、
  • それとも国外からの申請なのか

という事も念頭に置いておきましょう。

というのも、あなたがオーストラリア国内で申請するのか、国外からなのかによって、

申請するビザのタイプが異なってくるからです。

これを踏まえたパートナービザのタイプは、以下の3種類になります。

 

(1)Subclass 820

(1)SpouseまたはDe factoをオーストラリア国内から申請しようとしているかたはこのビザ(豪政府サイト)

Temporary Partner Visa (Subclass 820) and Permanent Visa (subclass 801)

 

(2)Subclass 309

(2)SpouseまたはDe factoをオーストラリア国外から申請する方はこのビザ(豪政府サイト)

Partner (Provisional) Visa (Subclass 309) and Permanent Visa (Subclass 100)

 

(3)Subclass 300

(3)オーストラリア国外に住んでいて、結婚の為にオーストラリアに来る予定の方はこのビザ(豪政府サイト)

Prospective Marriage Visa (Subclass 300)

 

それぞれ名前の違う、異なる種類のビザになります。

にもかかわらず、纏めてパートナービザと呼ばれることが多いんです。非常に紛らわしいですよね…(^^;)

 

パートナービザを申請しようとしている方は、まずご自身の状況を上のリストと比べてみてください。

Spouseなのか、Fiancéなのか、De factoなのか。

そして、オーストラリア国内からの申請か、国外からか。

パートナーの方と一緒に相談して決めてみましょう。

 

私は、De facto(事実婚状態)でオーストラリアから申請をするので、

Partner visa subclass 820 and parmanent visa 801を選びました。

以下、この記事はsubclass 820を、オーストラリア国内から申請した体験談とご説明になりますので、ご注意ください。

 

パートナービザ:subclass 820 申請料

まず、皆さんが気にされるであろう申請料。

20186月時点でなんと7000ドル

2018年8月時点で7160ドルに値上がり。

2020年10月時点で7,715ドルになっていました…

(怖すぎ…)

 

これに加えて、書類の作成料や健康診断と、さらなる出費は必須です。

申請料だけで、日本円にして約60万円

ビザ申請の為、少しでも早い段階から計画的にお金を貯めていきましょう。

知人は4000ドルの時に申請したと言っていましたが、この申請料は年々増加の一途を辿っているので、出来れば早めに申請したいところですね。

これは余談ですが、ある地域から人々がこの権利を使って大勢移住してきたので、豪政府も金額をつり上げそのハードルを上げているんだとか。

真意はさておき、金額が上がったことにより若者の移住が難しくなったのは事実。

代わりに入ってくるのはお金のある大人や老人で、豪政府も頭を悩ませているそうです。

申請側としては辛いことに、もし申請が却下されてしまってもこの7160ドルは返ってきません

この不安も、ビザ申請がストレスになる原因の1つです。

 

subclass 820 申請から承認までの流れ

このビザの申請から承認メールを受け取るまでは、~1年半、長い方だと2年ほどかかります。

結婚してから長く経っている場合などにはすぐ承認が下りるケースもあると豪政府サイトには書かれていますが、

あまり期待せず待つのがいいでしょう。この時の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 申請
  2. 随時、証拠書類を追加
  3. 健康診断、警察証明を追加申請
  4. 承認
  5. 永住ビザ申請へ

順番にご説明します。

 

(1)パートナービザの申請

ビザ申請は、今あなたがお持ちのビザが切れる前にしておきましょう。

でも、承認されるまでに2年かかってたら今のビザ切れちゃうけどどうすればいいの?

 

という疑問もあると思います。

しかし、現在お持ちのビザが切れる前にパートナービザを申請しておけば、

ブリッジングビザAという『ビザ切れから次のビザ承認までのビザ』が自動で付きます。

書類とか何もなく、勝手に付いてくるので安心してください。

ブリッジングビザに関して詳しいことは別記事にて解説しているので、気になる方は読んでみてください。

 

そして申請の時期ですが、現行ビザが切れる前、出来るだけギリギリまで待つようにしましょう

5日前とか、それくらいまで。

なぜかと言うと、そうすることで申請時に2人の付き合っている時間を少しでも長く伝えることが出来るからです。

パートナービザ申請の際に一番大切なのは、2人の関係が本物であることを示すことです。

申請時に付き合っている時間が長い方が印象がいいのは、お判りいただけますよね。

 

(2)随時、証拠書類の追加

パートナービザ申請後も、あなたとあなたのパートナーとの関係は続いていると証明し続けなければならないということを忘れないでください。

後ほど説明する「証拠書類」は随時更新しておきましょう。ある程度揃ったら適宜送信する必要があります。

この追加書類は、3か月に1度の頻度で更新すれば構いません。

 

(3)健康診断、警察証明を追加申請

申請もある程度進むと、政府から健康診断犯罪証明の提出を求められます。

犯罪証明は発行日からの有効期限が短いので、前もって準備する必要はありません。

申請中に有効期限が切れてしまい、再度取り直しになるケースが多いので、あまりに早い段階で準備しようとしても日本領事館が出してくれないようです。

 

(4)結果を待つ

ここまでいけば、あとは承認のメールを待つだけ。

1年以上も待つだけというハラハラする時間を過ごさなければなりませんが、これも国際結婚への大切な一歩です。

頑張りましょう!

 

(5)永住ビザ申請へ

承認メールが来たら、今度は永住ビザ(permanent visa 801)も申請可能になります。

始めに支払った7160ドル(今は7715ドルですね…)に永住ビザ申請料も含まれていますので、

subclass 820承認をゲットした方は、是非申請しておきましょう。

永住ビザをゲットしてしまえば、オーストラリアからの出国、医療、教育、すべての権利をオーストラリアの国民と同等に受けることが出来ます。

 

subclass 820 申請条件

subclass 820 をオーストラリア国内から申請できる方の条件はこちら。

  • 以下のうちの誰かと、結婚している、または事実婚状態にある方
  1. オーストラリア国籍の者
  2. オーストラリア永住権保持者
  3. またはニュージーランド人
  • その結婚は、オーストラリアの法律下でのものであること
  • もしくは、最低12か月以上の事実婚状態であること

意外にもシンプルです。

 

この条件を満たす者が、申請への一歩を踏み出せます。

言ってしまえば、これだけの条件を満たせば、申請自体は可能という事です。

 

でも、きっと皆さん思いましたよね。私、きこは「最低12か月以上の事実婚状態」を満たしていないと。

確かに、前述したように私が持っているのは1年しか有効期限のないワーホリビザです。どんなにあがいても12か月以上の事実婚状態など無理。

しかしそう、ここで、この条件を満たせない者も申請が出来るようになる、抜け穴の登場です。

 

Relationship Registration(リレーションシップ・レジストレーション)

それがこちら、リレーションシップ・レジストレーション。

抜け穴と言っても、正式に政府にも認められている方法ですのでご安心を。

このリレーションシップ・レジストレーションは、私のように

 

「パートナーと事実婚状態になって12か月経ってないけどパートナービザを申請したい」

という方には必須になります。

これを簡単に説明すると、「公式にお付き合いしていますよ、公式に事実婚をしていますよ」という証明書のようなものです。

その証明書を見せれば、12か月縛り(勝手にそう呼んでます)を打開することが出来ます。

パートナービザ:subclass820 を申請するときには、この書類も一緒に提出しなければなりません。

 

ただし、このリレーションシップ・レジストレーションの証明書が手紙で送られてくるまでに、どうしても1か月前後かかってしまいます。

逆算すれば、subclass820申請前、最低でも1か月前にはこれを申請していないといけないという事。

早めに申請に取り掛かりましょうね。

 

証明書は、郵便にて送られてきますがこの紙1枚がめちゃめちゃ重要になります。

必ずポストは確認しておきましょう。

 

パートナービザ:subclass 820 必須書類

ビザを申請するには、申請者(恐らくあなた)とスポンサー(あなたのパートナー)の両方がそれぞれ書類を用意しなくてはなりません。

書かなければいけない書類の全てはこちら(豪政府サイト)

>>https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/partner-onshore/temporary-820#HowTo

に書かれていますが、全く知識のなかった私は、何度も何度も何度も読み直さなければなりませんでした。(^^;)

 

その時間と労力だけでもとてつもなく大変だったので、少しでも皆さんの参考になるように、下に必要書類の一覧を載せます。

各書類ごとに豪政府サイトも確認できるように、URLも一緒に載せておきますので両方とも目を通しておいてくださいね。

 

ビザ申請者:必要書類

 

豪政府サイト>>https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/partner-onshore/temporary-820#HowTo

 

  • 身分証明書(以下から1つ)
  1. 両親の名前が書かれている出生証明書
  2. 家系図などから両親の名前が分かるページ
  3. 政府によって発行された身分証明書類
  4. 裁判所などで発行された身分証明書類
  • パスポートの顔写真と有効期限などが書かれたページ
  • 証明写真2枚(45mmx35mm)
  • 日本のIDカードなど(あれば)
  • 名前を変えたことがあればその証明(あれば)
  • Form888(上記サイトでダウンロードできます)
  • 結婚しているなら、その証明書
  • もし結婚歴、離婚やパートナーとの死別などの状態であれば、それを証明する書類
  • 健康診断書
  • 犯罪証明
  • 2人の関係が本物であり継続されるものであることを証明する物
  • 事実婚状態なら、それを証明する書類
  • Form80(上記サイトでダウンロードできます)※
  • 軍隊に所属したことがあればそれを記録したもの

 

※で示したForm80は、申請者(あなた)の個人情報、名前や国籍、学歴や職歴などを書いていく書類ですが、

10年前までさかのぼって旅行記録を書いたりしないといけないので、かなり時間がかかります。

旅行をしてる人ほど大変です。早めに取り掛かりましょう。

また、赤字で示した2項目に関しては、この章に続く「証拠書類」にて詳しく説明します。

スポンサー:必要書類

 

豪政府サイト>>https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/partner-onshore/temporary-820#HowTo

 

  • オーストラリア国籍保持者、永住権保持者、もしくはニュージーランド国籍の者であることを証明するもの(以下から1つ)
  1. 両親の名前が書かれた出生証明書
  2. 現在のパスポートの顔写真付きのページ
  • オーストラリアでの身分証明書(あれば)
  • 名前を変えたことがあるならその証明書(あれば)
  • もしスポンサーがオーストラリア永住権保持者かニュージーランド国籍の者の場合は、その者がオーストラリアに住んていることを証明するもの
  • 犯罪証明
  • 軍隊に属したことがあれば、その記録など

 

 

 

 

申請者の方が用意しなければいけない書類が圧倒的に多いですよね。

どちらにせよ、申請者、スポンサー、共に多くの書類を用意しなければなりません。

何日もかけて用意しなければいけないことが殆どです。

時間に余裕をもって準備を始めてください。

 

2人の関係を証明する『証拠書類』について

こちらでは、前の章で赤字でご説明しました、2人の関係を証明するモノ、についてご説明していきます。

通常、3か月前くらいには始めておきたい書類集め。

 

これから説明する証拠書類は、パートナーと付き合い始めた時から意識して手に入れて欲しい物たちです。

前の章で、赤い文字で表示したモノたち。私の場合は、半年前から集め始めています。

それでも、なかなか手に入れられなかったものもあるくらいなんです。

何も知らないままだと、折角の有力な証拠をうっかり捨ててしまったり、同居する際など契約の時点でやっておくべきことを逃してしまったりと、

後々後悔することになりかねません。

 

どうか、自分には何が準備できるか、一つでも多く証拠品を集めるにはどうしたらいいか、考えながら生活してみてください

これだけで、ビザが通る確率を上げることが出来ます。

 

「関係が本物であり継続されるものであることを証明するもの」について

前の章で赤文字で示した内の1つ、『2人の関係を本物であると証明するもの』とはいったい何なんでしょうか。

メールのやり取りとか?ラブレターとか?

笑っちゃうかもしれませんが、そうです。そういうものです。これらを通して

 

  • あなたとあなたのパートナーがどれだけお互いを必要としているか
  • なぜパートナーを愛しているのか
  • どのように2人の関係を発展させていったか
  • 周りからどのように思われているのか
  • お互いの両親は2人の関係を知っているのか
  • 将来の計画はどうなのか

 

などを証明していかなければなりません。

こんなことを大人になってやらなければならなくなるとは思ってもみませんでしたが、苦労して私が用意した書類を、一覧にしてお見せします。

もしこれ以外にも2人の関係を証明出来るものがあれば、加えて提出しましょう。

証拠は何でもあった方がいいです。

  • 出会ってから今までのラインのやり取り
  • 旅行に行った時のホテル予約
  • 旅行に行った時の電車のチケット(2人分)
  • 私の家族に会いに日本へ行った時のチケット
  • お互いの家族との写真
  • お互いがどのように関係を発展させ、相手を必要としているか、将来についてどう考えているのか書いた3ページ分の文章(2人分)
  • SNS(FBなど)でのアクティビティ記録
  • 友人から私たち2人に宛てた手紙
  • 私の両親もこの関係を嬉しく思っているという表明文
  • それに伴い、私の両親の身分証明書

他にも、電話の通話記録などがあってもいいでしょう。

私は電話会社に取り寄せのお願いをしたのですが、ついに送ってくれませんでした。

こういう事もあるので本当に用心に用心を重ねて準備しましょうね。

 

「事実婚状態なら、それを証明する書類」について

豪政府サイト>>https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/partner-onshore/temporary-820#HowTo

 

正直こちらの方が重要です。

こんなものも用意しろと豪政府が言うのは、偽装結婚などで不正に永住権などを取得されるのを防ぐため。

こんな決まりがあるということは、そういう人が過去に沢山いたってことです。

あんまりネガティブに考えたくはありませんが、自分たちはそうではないよ、という事を証明することがこの書類の目的です。

 

 

こちらの準備には、前もって準備する必要があるものが非常に多いです。

出来るだけ早いうちに知識として知っておけば、後ほど楽になると思います。

 

 

一番最初の章でちらりとご紹介した『事実婚状態』に関してですが、豪政府による

事実婚状態であるという定義』

結婚というステータスはないけれど、結婚してるのと同等の生活をしている

となっています。具体的には、

  • 「一緒に暮らしている」
  • 「経済的に支援しあっている」
  • 「2人の関係は家族(血縁関係)によるものではない」
  • 「人生において様々なことを共有している」

状態のこと。これらを書類を通して証明していくことになります。

 

上記リストの3つ目「血縁関係」は身分証明の時点で分かりますし、4つ目「人生を共有している」は、前述した「関係が本物である」ことを証明するのと重複しますよね。

ですのでここでは太線で示した1つ目、2つ目を証明するためのモノをご紹介します。以下、私が準備したものの一覧です。

「一緒に暮らしている」を証明するための書類

 

  • 家を借りたときの契約書(超重要)

(私は契約の時点で2人の名前を入れてくれるよう頼んでいました)

  • お互いのBank Statement

(銀行からもらえるものです。お互いの住所が書かれているはずなので同じ住所に住んでいると証明できます)

  • 通販で買った商品のインボイス

(家庭的なもの、家電などが届く場所が共通の住所と同じであったら、その商品は2人の為に買ったものという証明になります)

「経済的に支援しあっている」を証明するための書類

 

  • 共通の銀行口座(超重要)

(1人の銀行口座にもう1人が入り込む感じで開設することが出来ます)

  • 共通の銀行口座の支払い履歴
  • 電気代支払いインボイス
  • Wi-Fiインボイス

(2人で共有しているものに関しての支払いは、出来れば共通の口座から支払いましょう。

家賃や普段の買い物も、2人で経済的に支えあっている、というのを示す重要なものになります)

  • スーパーアニュエーション(年金のようなシステム)の支払先書類

(万が一配偶者が亡くなった時どうしますか、という項目にお互いの名前が入っていると、万が一の場合も経済的に協力し合うという証明と、お互いが家族と思っているという強い主張になります)

以上がパートナービザを申請するために用意した種類の数々です。

私は、半年以上前からビザを意識してこの書類を集めていました。

家の契約書などは早めに知っておかないとなかなかゲットできないものです。

将来何が必要になるか知っているだけで、パートナービザ申請までに計画的に資料を集めることが出来ます。

上記のリストをぜひお役に立てください。

 

オーストラリア パートナービザまとめ

長い記事になっていしましましたが、少しでもパートナービザへの理解を深めていただけると幸いです。

 

私が彼と付き合い始めたのは、出会って2週間のときのこと。

それから付き合い始めて3か月で、一緒に住もうという話を2人でしていました。

一緒に住めたら楽しいし、それにビザ申請用に家の契約書もあった方がいいしね、と。

付き合いだして3か月なんて、何を考えるにも早いと思われるかもしれません。

事実、私自身もそう思っていました。

 

しかし、家の契約書などは1人で用意できるものではありません。

ビザに必要になると前もって2人で話し合っていたからこそ、彼にも書類集めを積極的にやってもらえました。

 

将来必要になるものを知っていたからこそ、

保管していたものも沢山あります。

 

半年前からの準備は早すぎと思われるかも知れませんが、決してそんなことはないのです。

将来自分たちに何が必要になるか知っておく。

それも、2人の未来にとってとても大切な準備です。1か月でも、2か月でも、早めに知識を得ておきましょう。

最後にもう一度だけ。ビザ申請の状況は一人ひとり違ってくるため、必要なものが異なることも十二分にありえます。

不明な点は専門家、またはオーストラリア移民局のサイトで最終確認することを前提に、今回の記事を参考にしていただければ嬉しいです。(*’ω’*)