さて、今世界中で問題になっているコロナですが、うちにもついに来ました…しわ寄せが。
結論からいうと、彼の仕事が無くなりました。2年前にも同じような内容で記事を書いているので完全にデジャブです…( ;∀;)一体いつまで来れ続くんだ~!
ですが今回は、
- なんで彼の会社から仕事がなくなったのか
- それによって受給可能(かもしれない)subsidyについて
の2つについて軽く書いていこうと思います。
とは言っても、政府も今回のことに対する補助金について今後細かい修正を行うはずなので、今出回っている情報もすぐに古い情報になってしまうかもしれません。
あくまでも一個人の意見や見解として読んで下さると嬉しいです。
仕事がなくなった理由”集会制限で一か所に労働者が集まれない”
現状
まず始めは、夫の”仕事がなくなった”件についてお話します。
夫は建築業界で働くサラリーマンです。日本風に言うと土建屋さんって感じなのですが、とにかく現場仕事を行っています。
これは、lockdownが行われている中でも「エッセンシャルワーカー」という、社会機能を維持するために必要不可欠な業種、とされている業界になります。
- スーパー
- 病院
- 役所
などと同じで、建築業も「必要不可欠」とされている(4月3日現在)ので、本来なら依然と変わらず仕事に就いていられるはずなんです。
建築業は、必要不可欠な仕事のはずだが…?
…ですが、現状は違いました。笑
何せ政府が新しく制定した”コロナ拡散を防ぐための室内での人数制限”によって、一か所に政府が指定した人数以上の労働者が集まることができなくなってしまいました。
日本風に言うと3密でしょうか。これに引っかかってしまったんですね( ;∀;)
建築業と一言で言っても、家やビルを作るには
- ペンキ業者
- タイル業者
- ガラス業者
- 配管業者
などの方々が一か所に集まる必要があります。
だけど、「3密ルール」では、一定数以上の人間が同じ場所に留まることを許していません。それで、どうしても現場から弾かれてしまう人が出てくるのです。
まあ今回はそれが我が家、というわけですね。笑
”必要不可欠な仕事”にも、コロナの影響は出ている
正直、政府が初めに”美容施設や娯楽施設などの不要不急の施設を閉鎖する”と発表したとき、建築業は”必要不可欠な仕事”だし、彼の仕事も今まで通り動き続けるのだろう、と思っていました。
しかし、思わぬところから影響を受けて、恥ずかしながら今回のパンデミックのことの大きさを痛感した次第です。
ただ、必要不可欠な仕事だから動き続けろ、と言われた建築業でさえこの状況なので、営業をストップしろと直々に指定された業界が受ける影響は計り知れません…
もらえる可能性のあるsubsidyはJobkeeper Payment
政府の出した補償を受け取ることはできる?
さて、とはいえ現状を嘆いても仕方がないので、ここからは政府が発表したsubsidy(補償金)を受け取ることができるのか、ということについて私個人の意見を書いていこうと思います。
色々と調べた結果、私たち労働者が今回のパンデミックによって受けた損害(失業など)に対する補償は主に2種類あるらしいということが分かりました。それが、
- JobKeeper Payment
- JobSeeker Payment
です。この2つを簡単に説明すると、
- JobKeeper Paymentは、コロナによって一定以上利益が下がり、企業や雇用主が従業員に給料が支払えないときに、企業や雇用主が国から補償を受け取り、それを最終的に労働者が受け取れるもの。
- JobSeeker Paymentは、失業によって収入がなくなった(または減った)労働者本人が、国から直接補償を受け取れるもの。
になります。
補償の受け取りには色々な基準やルールがあり、それはその手の情報に詳しい方や政府サイトを見ていただいた方が確実なので当サイトでは割愛させていただきます。
ですが、当記事でお話している今回の”失業”に対して補助金が受けられるのであれば、恐らくJobKeeper Payment…と思われます。
JobKeeper Paymentがもらえると嬉しいという希望
と言っても、先ほどちらりとお話したようにJobKeeper Paymentは、労働者本人が国から受け取れるものではなく、企業や雇用主がまず最初に国に補助金の申請をし、補助金受け取りの基準を満たしているときに初めて受け取れるものになります。
つまり、労働者(私たち)が補助金受け取りのためにできることは何もない、ということです。
JobKeeper Paymentの申請・受取は、勤務している会社が判断することなので、私たち個人でできることは、待つことだけになってしまいます。なんて歯がゆい…( ;∀;)
JobSeeker Paymentは厳しい
JobKeeper Paymentを受け取れるかどうかが分からないのなら、もう1つのJobSeeker Paymentを個人で申請すればいいじゃないか、と思いますよね。
私も思いました。そして調べました。
JobSeeker Paymentは主に”失業者”に対して補填されるお金のことですが、この”失業者”の定義が何とも私の現状に当てはまらない状態なのです。
というのも、失業、失業と当ページで何度も発言してきましたが、厳密には”仕事はないけど未だに会社には雇われている”が我が家の夫の状態です。
クビになったわけではないけれど、会社も現場に思うように労働者を派遣できない(人数制限のせい)ので仕事がない、という状態なのです。
これは…どういうことでしょうね?笑
失業者は、会社から解雇されたという証明書や、”仕事を探している”という証拠を見せなければならないと公式サイトには書いてありました。(もしかしたらパンデミックに対する特別措置、みたいなのが取られているかもしれないけれど)
そんなものは、当然ありません!笑
だって、解雇ではないですから。雇われているけど仕事がないだけですから。解雇も困るけど、この状態も困りますね。
そんなわけでJobSeeker Paymentもなかなか厳しいです。
早くコロナ収まってくれー!
というわけで、わたくきこの現状を少しだけお話させていただきました。
オーストラリア政府の補助金のお話はとてもありがたいのですが、手放しで喜べるものでもない、というのも事実です。
それに、もし国民一人一人(全員でないにしても)に支払うとなればものすごい大金になります。そんな大金、国庫にあるのだろうか?とも気になりますし…
今後の彼の仕事の状態では、上記でお話した補助金について申請も検討すると思いますが、そんな事よりコロナが収まれば全て解決するんです。
だから早く収まってくれー!
ということで、今は自分たちのためにも、また他の人や医療関係者の負担を少しでも減らして一刻も早くパンデミックを収束させるためにも、家でプレステしようと思います( ;∀;)
PS.ブログやっててよかった…
コロナ、本当に予想の10倍長引いていますよね…この記事を書いてからしばらく経っていますが、オーストラリアは再びロックダウンになってしまいました。
今回のロックダウンでは流石に補助金が出ましたが、といってもお給料の全額を保証してくれるわけじゃないので…さすがにこれだけでは家計は赤字のままでした。
何とか私のネットからの収入のおかげで今まで並みの生活水準は保てています。すぐ仕事探さなきゃ!っていう焦りを感じなくていいし、本当にブログやってて良かったなと思います。