国際結婚

ビザ申請後、3か月目の追加書類について。実際に私が提出した書類を教えます

あなたのパートナーと色々話し合い、苦労の末やっと申請までこぎつけた、オーストラリア・パートナービザ。

これであとは、オーストラリア移民局から結果が来るのを待つだけだとひと安心…なんてことは言っていられないの、ご存知でしたか?

 

『パートナービザ申請後も、あなたとあなたのパートナーとの関係が継続していることを示す書類を、定期的に追加で申請しなければなりません』

という旨を過去記事に書きました。

しかしそれだけでは、具体的にどんな書類を提出しなければならないのかということがイマイチよく分かりませんよね。

 

そこでこの記事では、申請後に追加で提出する書類について詳しくご説明していきます。

実際に私がエージェントと相談し、これでいいだろう、ということで提出した書類たちも一覧で紹介しますのでぜひ、お役立てください。

この記事では、オーストラリア・パートナービザ(Subclass820)を申請したあとに、追加で提出した書類について解説しています。

同じパートナービザの中でも種類が違うものだと、提出すべき書類が異なる場合も十分あります。ご注意ください。

オーストラリア政府サイト>>https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/partner-onshore

申請後も、追加で書類を提出しないといけない理由

まず、どうしてパートナービザを申請し終わったにも関わらず、追加で書類を提出しなければいけないのか。

その理由を簡単にご説明いたします。

 

パートナービザとは、

『あなたがオーストラリア国籍保持者・ニュージーランド国籍保持者のパートナー(俗にいえば彼女や彼氏)であるから、申請できるビザ』

だということは、あなたもご存知ですよね。これは、言い換えれば、

あなたがオーストラリア人、もしくはニュージーランド人の彼女や彼氏でなくなった時点で、申請資格そのものが消えるということを示しています。

無事にパートナービザを申請出来たとしても、途中で2人の関係が壊れてしまったら、当然、オーストラリア移民局はOKサインは出しません。

オーストラリア移民局が、少しでも、ん?こいつらまだ付き合ってるのか?と思った日にはビザ認可が大きく遠のいてしまいます。

 

 

それでは困る。

 

超、困る。

 

 

だから、オーストラリア移民局に、『まだ私たち2人の関係は続いていますよ、ビザ申請者の条件は満たしていますよ』ということを伝えるための書類を、追加で提出し続けないといけないんです。

証拠書類をビザ申請にも提出するのは、こういう理由があるからなんですね。

 

追加の証拠書類を提出する頻度はどれくらいがいいの?

では、その追加の種類をどれくらいの頻度で提出すればいいのでしょうか。エージェント情報ではありますが、これは、3か月に1度くらいの頻度で大丈夫なんだそう。

LINEのやり取りや写真、各種インボイスをPDFにしてPCに送って…なんて手間を毎月かけなくていいのは、少しだけありがたいです。

 

オーストラリア移民局に追加提出した書類一覧

では早速、私がオーストラリアでパートナービザ申請後に追加で提出した書類を一覧でご紹介します。

  1. LINEのやりとり
  2. 友人から送られてきた、私たち宛に送られてきた手紙
  3. 電気代のインボイス
  4. WiFiのインボイス
  5. 共通の銀行口座の利用履歴
  6. お互いの家族や友人とともに写っている写真

このように見てみると、さすがにビザ申請時のような膨大な書類の量でないことが分かりますね。

この6種類の書類を、もう少し分かりやすいように1つ1つ、ご説明していきます。

 

①LINEのやりとり

LINEのやりとりは、言わずもがな。2人がまだ連絡を取り合う仲だと証明できます。

私と彼はラインを使っていますが、メッセンジャーを利用している方はその会話履歴でも大丈夫でしょう。

他にはWhatsAppやSkypeなどもありますが、それも例外ではありません。

 

②2人宛の手紙

手紙に関しては、どちらか一方に送られたものではなく、『2人宛に送られた』手紙、というところがミソ。

2人のことを知っている誰かがいる、そしてその人も、2人の関係を認めている、みたいな感じで移民局は考えるそうですよ。

移民局が疑い深すぎて、もうめんどくさい彼女みたい…と思ったのは内緒です。

 

③④インボイス系

電気、水道、WiFiなどのインボイス系は、2人がまだ同じ家に住んでいる証拠になります。

この時の請求書の宛名が2人宛だとなお良いとのこと。同じ住所に住むあなたたち2人宛の請求書=関係はまだ続いていて、かつ、事実婚の状態である、と移民局に示すことが出来るからだそう。

うちの場合は、支払い系はすべて彼の名前で行っていますが、一応こちらも提出しました。

 

WiFiや電気代は定期的に請求書が届くと思います。家によっては、水道代なんかの請求書もあるのかな?

そういったものも受け取った時には、いつか提出する時のために捨てずに取っておきましょう。

 

⑤共通の銀行口座の利用履歴

共通の銀行口座の利用履歴は、Subclass820パートナービザで最も重要な条件の1つ、

『事実婚状態の2人が、結婚生活と同様の生活をしている』ということを示すために有効なもの。

共通の銀行口座を通じて経済的に支援しあうということは、結婚と同等の生活をするということにおいて非常に大切(だと移民局は思っています)。

 

とはいっても!

口座に動きが全くなければ、利用履歴を提出したところで有効な書類とはみなされません。普段の生活から、生活費の支払いは共通の口座から行うことを心がけておきましょう。

 

⑥お互いの家族や友人とともに写っている写真

証拠書類、王道の写真ですが、これが意外に難しい。

2人でラブラブしている写真ではなく、第三者と一緒に写っている写真でないといけないからです。

主な『第三者』とは、家族や友人。イベントごとなどで家族や友人と会える時は、できるだけ写真をたくさん撮るよう心がけましょう。

 

ビザ申請後の追加書類について まとめ

追加で提出する証拠書類についてご説明いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

すーーーごい手間をかけて申請し終わったと思ったのに、再び書類集めとは…ビザ承認が下りるまで面倒なのは、最後の最後まで変わらないみたいです。汗

 

年々厳しくなっていると言われる、パートナービザの承認。少しでも多く証拠を集めて、その確率を上げられるよう、一緒に頑張りましょう!